ルームサービスにて部屋で食事。部屋はエアコンが効いていて、好きなように食事ができるので、なかなかお勧めです。
午前中はKYKのネイチャーカヤックへ行き、戻ってきたのが15:00頃。部屋で食事をした後、クアへ買い物に出かけます。
- マンゴージュース
- マサラ ベジタブル フライドライス
- シーフード トムヤム(右写真-左側)
- ミー ママ(右写真-右側)
「ベジタブル」と名の付く料理は、辛さが控えめのような気がします。
ランカウイでのカヤックのツアーについて、私が知る範囲の情報です。2004年時の初めてのランカウイ行き(この時はJTB)の際は、事前にどんなオプショナルツアーがあるか、その一覧を渡されており、その時の現地の案内係(文さん)に申し込んで、ご縁があったのが『ランカウイ倶楽部』。ここは尾島圭吾さんという、この島では日本人向けにわりとメジャーな現地プログラムを展開されていらっしゃるところのカヤックツアーでした。
それで今回も同じカヤックでマングローブの川を楽しみたいことは変わりないのですが、あえて同じ雰囲気を求めず、ちょっと違うところはないかなと思っていた折り、丁度よい新しいご縁がありました。それが夫(poi)前述の『KYK』さんです。
私たちの今回のツアーは、阪急交通社のインターネットのみでの案内『e-very』で、3泊5日のものを追加料金を払って5泊7日にして契約した旅行でした。(シンガポール航空利用、福岡発シンガポール経由ランカウイ、滞在はタンジュンルーHのオールインクルーシブド全食事込プラン、2008年1/22出発分 諸経費込みで一人22万円ほど)
その現地空港送迎でまず縁があったのが、RUMIさん(この方とは意外に近いご縁があることがあとで判明。その件は別の頁にて)。 そしてRUMIさんからの紹介でいくつか上げられたお勧めのオプショナルプランに入っていたカヤックツアーが、今回のKYKさんのものだったというわけです。
ランカウイでのたいていのカヤックツアーは、大体午後から夜にかけての半日プログラムで、主にはカヤックでの散歩とこうもりの洞窟見学と鷲の餌付けと夕食だったりします。
それを我侭な私たちは、「ツアーは午前中出発が良くて、食事はつけなくていいんです」(これらの理由は滞在ホテルだと落ち着いて(しかも今回は支払わずに)食事が出来るからということ。)
「で、帰着時間は2時頃が良くて、それと足が太く、ももの辺りがパンパンになるので、ウエットスーツに着替えさせないで欲しい」とまぁ散々言いたい放題。
「わかりました。聞いてみます」というRUMIさん。偉いねぇ。要望に付き合って話を通して下さるあたり、さすがかつて日本の旅行社勤務のことだけあります。
そして希望が叶い、今回のカヤックツアーでKYKランカウイのホンさんにご縁が出来たというわけです。さてオリジナルツアーですが、本来15時~6時間みている内容のものを、私たちは短くしてよいからと10時~14時にホテル帰着でアレンジしていただきました。この日は午後からクアタウンに行きたかったので、十分満足です。でもやっぱりマングローブ散歩が楽しくて、実際にホテルに着いたのは15時。こちらは自分たちの希望で食事を外してもらっていたのですが、引率のホンさんにはその時間まで気の毒でした~。
この日の 我侭プランには、まだ続きがあります。 私たちのスケジュールはこの日、ホテルのシャトルバスでクアタウン行きというのも盛り込まれていたのですが、遅いランチを食べてからだと、シャトルバスの時間に間に合わないことになりました。それで話はホンさんへ。ホンさんとRUMIさん間で交渉の末、ホンさんが3時間パックということで、私たちのクアタウン行きに付き合って下さることになりました。交渉成立! しかしとりあえずは、昼食をとっていないので一旦解散。クアタウン行きのピックアップは、90分後と約束を交わしました。そして16:30に再びホンさんと落ち合い、街へと出発したわけです。
さて、この島では3時間チャーターで移動というのは、とても普通のやり方です。交通網が発達していないので、チャーターという形式に慣れるとけっこう遊べます。それと送迎の利用です。申し訳ないくらいの距離でも無料、又は少額の支払いで送り迎えのシステムが整っていたりします。さて話を戻して、知っておいた方が良い3時間チャーターについてまとめておきます。これはとにかく車ごとタクシードライバーさんを3時間拘束して、80RM(2700円位)です。これに1時間追加毎で25RM(800円ほど)ですから、ありがたいことです。外国通貨で慣れていないと、それがとても高く贅沢なことのような気がしてしまうのですが、後で考えるとなんだそれだけのことかと思うものです。
私たちはその方式でホテルからランカウイケーブルカーに出かけました。(ホテルのフロントで言えばすぐにタクシーは来ます) で、私達がホンさんにお願いできた3時間パック(タクシーではないのでここではあえて3時間パックと呼ぶことにします)は、日本語を話されるので、ガイド付きの意味合いも濃く、それで120RM(4100円程)でした。
クアタウンで安くで買物しよう!という企画には、ある意味ミスマッチな移動方法ですが(タンジュンルーHからクアタウン行きで最も安い方法は10RM/片道一人のシャトルバス利用。つまり二人だと計40RM、1300円程)、これはこれで良かったです。こちらの生活者であるがゆえ、クアタウンはおそらく庭のようなもの(?)のようなホンさん。クアタウンでは、まず寄りたかった両替所までさくっと送って下さいましたし、スーパーも満足なBOH・TEAの品揃え。もしも私たち二人だけでクアタウンに行っていたら、とてもこんなに短時間で要領よく行動は出来ませんでしたから。そしてナイトマーケットの始まったクアタウンの様子に後ろ髪を引かれつつも、私達はホテルへ。(なぜならホテルの一番上のレストランである『The Rhu』に夕食の予約をしていたからです。晩餐会に呼ばれつつ、実はマックを食べたいお姫様みたいな心境??)
さてこの日の行動について 一つ書き逃しているイベントがあります。それはホンさん3時間パックで、クアタウンに向かっている途中、急に私が「『バードパラダイス』って行きがけにあるんですか?」と尋ねたことに始まります。そもそもクアタウンでの滞在時間が激減したのは、バードパラダイスで約一時間寄り道したことも大きいです。はい、すべて自分で撒いた種です。そういう急な思いつきも日本語OKのホンさんならではの楽チンな実現となり、結局、気になるところは全部寄れたというわけです。
こう考えてみると、旅というのは、人に助けてもらってこそのものだと思います。そうですよね。右も左もわからぬ見知らぬ土地で満足な会話も出来ない中、短く制限された滞在期間中に、それでもその土地の魅力に最大限に触れるのは、誰かそれを手助けしてくれる人が居てこそです。ホンさん誠にありがとうございました。